STD(性行為感染症)のいろいろ


◆その他のSTDに関しても男性より女性の方が感染するリスクが高いといわれています。
しかも、男性は排尿痛などによって比較的早く気が付くことが多いのですが、女性の場合無症候で進展することが多く、 気が付くのは、骨盤内感染症などでの急性腹症や、卵管癒着での不妊症と診断された時なのです。

◆しかし、STDは自分の意志で避けることが出来る病気です。
正しい知識と、強い自覚で、回避していくことが必要です。

◆この表に載っているもの以外にも、軟性下疳・性病性リンパ肉芽腫・性器ヘルペス・尖圭コンジローマ・陰部伝染性軟属腫・疥癬・毛ジラミ症・そして前述しておりますAIDS・また忘れてはならない子宮頚癌など、きわめて恐ろしいSTDが存在しています。

                

病名

潜伏期間

主な症状(女性)

主な症状(男性)

B型肝炎

1〜2カ月

始めに尿が赤茶色っぽくなって、同時に黄疸が出始めます。長期入院治療が必要になってきます。

梅毒

梅毒の潜伏期間は長く、人によるバラつきがあります

感染部位の無痛性硬結(シコリ)そして股の付け根(鼠径部)にあるリンパ腺が腫れてきます。 約三カ月後になると、バラ疹といわれる赤い斑点が体のあちこちに表れます。

淋病

3日〜1週間程度

淋菌が感染すると激しい下腹部痛、発熱を生じます。 卵管は他の臓器が多いお腹の中にあるので、診断が容易でありません。 感染した人が出産すると新生児は産道で感染して結膜炎になります。 淋菌は咽頭、直腸にも感染し、オーラルセックスでも感染します。
おりものの症状としては、黄緑色の膿の様で、悪臭を伴う場合もあります。

尿道に感染し、感染後2〜7日で尿道からの膿性分泌物、排尿時痛を生じます。 放置すると淋菌は尿道から副睾丸にさかのぼり副睾丸炎をおこし、陰のうが野球ボール大 に腫大し発熱、疼痛を生じることがあります。

クラミジア

1〜3週間

症状があらわれにくく、長く保菌状態が続き感染源となるほか、卵管炎により不妊症、子宮外妊娠の危険も高くなります。
おりものの症状としては、黄緑色の膿の様で、悪臭を伴う場合もあります。

尿道分泌物は知らぬ間に下着にシミがつき、排尿痛もくすぐったい感じがする程度。

カンジダ症

2〜7日

外陰部の炎症とわずかの膣分泌物を生じます。膣部の強い掻痒感、強い発赤を伴う膣周辺部の変化、外陰部の腫脹、性交時や排 尿後の疼痛、灼熱感です。
おりものの症状としては、豆腐・カッテージチーズの様な白い酒粕状で、無臭に近いものです。

しばしば無症状ですが、時に性交後に、陰茎・亀頭・包皮の過敏(うずうず感)と、痛みを感じます。 わずかに尿道分泌物の生じることもあります。

トリコモナス症

1〜数週間

約2〜3割の患者に外陰部の発赤、痒み、灼熱感などが見られ、排尿痛あるいは排尿時不快感が生じる。 進行すれば、帯下が血性となり、膣壁に黄色の分泌物を伴う小さな顆粒状ないし斑点状の出血班がしばしば見られるようになります。
おりものの症状としては、乳白色ないし淡黄色で、通常は泡沫状、時に膿汁様となるものが増量します。 

尿道、前立腺などにも寄生しますが、目立った症状は示さず、感染してもほとんど自覚症状はない。 分泌物の増加、局所の軽度の不快感程度が見られる程度。


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